冠状断像
症例
【症例】60歳代女性
【主訴】右季肋部痛
【現病歴】10日前に発熱、右季肋部痛あり。胆石および胆のう炎疑いで当院消化器内科紹介受診となる。MRCPで総胆管結石の合併を認めたが、炎症の主座が胆嚢と考えられるため、急性胆のう炎の加療を先行し、後日総胆管結石の加療を行う方針となった。7日前に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行。本日、総胆管結石に対してERCP下に乳頭切開術を施行。その後疼痛出現し、軽減しないため精査のために腹部CTが撮影された。
【既往歴】陳旧性心筋梗塞、高血圧、糖尿病、虫垂炎(手術)
【データ】WBC 12100、CRP 1.78、AST/ALT=144/137、ALP 1494、LDH 336、γ-GTP 1030、アミラーゼ 145