横断像

 

症例

【症例】60歳代 女性
【主訴】心窩部痛、右上肢の疼痛
【現病歴】3日前にデパート内で転倒し、心窩部痛と右肘の疼痛で当院へ救急搬送。右肘Xpで右上腕骨近位端骨折と診断された。腹部所見は心窩部に圧痛あるもFAST陰性、外傷機転から臓器損傷を疑われず、帰宅となる。昨日本人の希望で他院受診し入院となる。夜間に血液検査で肝機能異常があり、腹部CTが撮影され、所見を認めたため、当院へ転送となる。
【既往歴】関節リウマチ、高血圧
【身体所見】意識清明、BP 176/73mmHg、HR 86bpm、SpO2 96%(RA)、心窩部に皮下出血斑あり、圧痛あり。体位変換でvitalに変動なし。
【データ】WBC 7400、CRP 9.11、Hb 9.6、AST/ALT=158/338、T-Bil 1.78

冠状断像