冠状断像(造影)

 

症例

【症例】50歳代女性
【主訴】心窩部痛
【現病歴】6日前に急に左上腹部痛あり。その後、軽度の嘔気が生じたがすぐに消失した。3日前に近医受診し、血液検査で、WBC 10530、CRP 10.5と高値を認めた。本日、検査結果説明のため同院を受診し、憩室炎や腎盂腎炎を疑われ、当院へ紹介となった。疼痛は徐々に軽快し、現在は自発痛はあまりないが、歩行時に響く。

【既往歴】虫垂炎(手術後)
【身体所見】BT 36.2℃、BP 136/106mmHg、腹部:平坦、軟、左上腹部〜下腹部に圧痛あり。
【生活歴】職業:飲食業、喫煙:なし、飲酒:焼酎orウイスキー 1瓶/日
【データ】WBC 4100、CRP 1.51、膵型アミラーゼ 57

横断像(単純)
横断像(造影)
冠状断像(単純)